このシリーズでは、松山空港で進められている「機能拡充工事」の様子を定期的にお届けしています。今回は第8回目(2025年12月時点)のレポートです!
▼前回の記事(2024年10月)はこちら
松山空港、気づけば第2期整備が始まっていました
松山空港で進められていた「機能拡充工事」は、ターミナルの一部増築や航空機スポットの増設など、第1期整備が2024年3月に完了。
それに合わせて、現地レポートも一旦お休みしていました。
そして今回、久しぶりに空港へ行ってみたところ、第2期整備に向けた工事がすでに本格スタートしているのを発見。
これは見逃せない…ということで、今月から「松山空港 工事進捗レポート」を再開していきます!
国際線ターミナル前で工事が進行中
まずは、第1期整備で完成した国際線ターミナル前の様子から。

もともと植栽スペースだった場所だと思いますが、現在は中央に白い看板のようなものが設置され、その周囲を囲むように黒い柱が立っています。
すぐ目の前がバスの乗降場ということもあり、待合スペースや案内設備の整備が進められているのかもしれません。
松山空港の敷地外でも工事が進行中?

次に、立体駐車場の屋上へ移動して、まわりをぐるっと見渡してみました。すると、松山空港の敷地外(写真右側)でも、工事が始まっているのを確認。

近くまで行ってみると、現在は基礎工事の段階のようでした。ここは以前、駐車場だった場所ですが、これも松山空港関連の工事なのか、気になるところです。
ブリッジの延長工事も進んでいました

管制塔のすぐ横では、ターミナルと航空機をつなぐブリッジの工事も進められていました!
第1期整備で駐機スポットが1か所増え、現在は6か所(予備を含めると7か所)に。その増設に合わせて、ブリッジの延長工事が行われているようです。
敷地拡張工事と今後の流れ

第2期整備の中でも、特に目を引いたのが敷地の拡張工事です。
立体駐車場の屋上から見てみると、以前は駐車場だった場所が、少しずつ松山空港の敷地として整えられていく様子が確認できました。

こちらは、ターミナルから第2・第3駐車場へ向かうために整備が進められている、新しいルートの様子。

愛媛県の資料を見ると、この道路が完成したあと、
- 旧ルートの廃止
- 管制塔の移転工事
- 管制塔跡地への国際線ターミナル新設
といった流れで工事が進められる予定のようです。
第2期整備で、松山空港は次のステージへ

第1期整備が終わってからしばらくは静かだった松山空港ですが、第2期整備のスタートによって、空港全体が一気に慌ただしくなってきました!
空港のあちこちで工事が進んでおり、見て回るだけでもなかなか大変な状況です。
しばらくお休みしていた工事進捗レポートも、今月から再開。今後は毎月、現地の様子をお届けしていきます。
今月の「松山空港 工事進捗状況」レポートは以上となります。
来月の更新も、ぜひお楽しみに!
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