松山市を舞台にしたホラー小説「■警告■ 愛媛県松山市全域において『呪』の発生が相次いでいます。」が、小説投稿サイト「カクヨム」で累計10万PVを突破しています!(2026/10/9時点)
松山市駅周辺や地下街、道後など、実際の松山の街が登場する作品で、カクヨムのホラー部門で日間1位・週間4位・月間10位を記録。さらに、「カクヨムミステリー&ホラー小説コンテスト【ナツガタリ’26】」の長編ホラー部門でも最高2位にランクインしています。
カクヨムミステリー&ホラー小説コンテスト【ナツガタリ’26】 週間ランキング – カクヨム

作者は、松山生まれ・松山在住の「肉暖簾(にくのれん)」さん。2025年頃から小説を書き始め、コメディを交えた作品を中心に最近は短編ホラーも。
今回は、そんな肉暖簾さんにインタビューし、小説を書き始めたきっかけから、松山を舞台に選んだ理由まで、作品の裏側についてお話を伺いました!
肉暖簾さんの公式SNSはこちら!
松山市を舞台にしたホラー小説が累計10万PV

■警告■ 愛媛県松山市全域において『呪』の発生が相次いでいます。
小説投稿サイト「カクヨム」で公開されている長編ホラー小説。物語は、松山市内で起こる異変を、目撃情報や住民へのインタビュー、掲示板への書き込み、監視映像など、さまざまな記録を通して追っていく「モキュメンタリー」形式で描かれています。
全29話で完結しており、「カクヨム」公式サイトから無料で読むことができますよ!
■警告■ 愛媛県松山市全域において『呪』の発生が相次いでいます。(肉暖簾) – カクヨム
松山の街がホラー小説に!作者・肉暖簾さんに話を聞きました
松山を舞台に小説を書こうと思ったきっかけは?
もともとホラーが好きで、近年は地名を入れたホラー小説を見ることも多く、それなら自分も地元である松山を舞台に書いてみたいと思ったのがきっかけでした。
それに加えて、自作が広く読まれるようになれば聖地巡礼みたく、作中の場所へ足を運んでくださる方が出てきたら嬉しいなと。
自分の好きなことで地元も賑わえば、これほど幸せなものはありません。
小説を読んで、「この場所はどこだろう?」と松山の街を歩いてみる。そんな楽しみ方ができるのも、この作品ならではですね。地元の松山を盛り上げたいという肉暖簾さんの思いも伝わってきます!
松山の街を舞台にしたのは、地元だからこそ

普段から知っている道や建物を舞台にしたかったからです。見慣れた場所なら、頭の中で実際にそこを歩きながら、場面を考えられるんですよね。人物がどこに立って、何が見えているのかも、自分の中ではっきりさせやすいです。
それと、松山に伝わる「うば桜」の話が好きで、これをもとに何か書けないかと考えていました。
作品には、松山を知っている人なら「あの辺かな?」と想像できる場所が登場します。
ただし、ホラー作品ということもあり、実在の施設に変な印象がついたり、迷惑がかかったりしないよう、名前を伏せている場所もあるとのこと。実際の街を舞台にしながら、作品としての表現にも気を配っているそうですよ。
「モキュメンタリー」形式にした理由は?
餅屋䖸(モチヤ アリ)先生の『濁唾濔蓏(ダクダデイラ)』が好きで、その影響もあって自分でも本格的なホラーを書いてみたいと思いました。
参考:濁唾濔蓏-ダクダデイラ-(餅屋䖸(モチヤ アリ)) – カクヨム
仕事では長年、報告書を書くのが当たり前だったので、記録や報告の形で物語を進めることにも馴染みがありました。好きな作品の影響と、自分が慣れている書き方が重なって、この形式が合っていたんだと思います。
こういうホラー長編を書くのは今回が初めてで、楽しかったですね。ただ、自分で書いたものに悪夢を見せられることもあって、そこだけは困りました(笑)
記録を一つずつ読み進めながら、松山市内で何が起きているのかを追っていく。住んでいる街が舞台になっていることもあり、思わず物語に引き込まれました!
10万PV突破!読者の考察や感想に驚き
noteに考察をまとめてくださった方がいて、それには驚きました。作中の記録から情報を拾って、人物相関図まで作ってくださっているんです。しかも、続けて第二弾も書いていただいて。
小説を読むだけでも時間がかかるのに読み終わったあとも、ご自身の時間を使ってここまで考えてくださる。その記事を見たときは、「うわあ、愛されているなあ」と思いました。
ほかにも「生きがい」とまで言ってくださる方がいて。自分の書いたものが、誰かにとってそんな存在になれるんだと知って、本当に嬉しかったです。ずっと忘れられない言葉ですね。
読み終わったあとに、考察する読者がいるというのは、作品の世界に深く入り込んでいるからこそですよね!
また、作品を通じて、ほかの作家さんとの縁もできたそうで、「書いていなければ出会わなかった人たちと話す機会も増えて、作品を出してよかった」と感じているそうです。
今後どんな小説を書いていきたい?
これからもホラーを書いていきたいです。今回のモキュメンタリー形式は自分に合っていましたが、ほかの形式でも、どんな怖さを書けるのか試してみたいですね。書きたい話に合わせて語り方を選べるように、自分の表現の幅を広げていきたいと思っています。
今回はインタビューにご協力いただき、肉暖簾さん、ありがとうございました!
松山の街を歩きながら、作品に登場する場所を探してみる。そんな楽しみ方ができるのも、地元を舞台にした作品ならではですね。いつも見慣れている松山の風景も、この小説を読んだあとには少し違って見えるかもしれません。
「■警告■ 愛媛県松山市全域において『呪』の発生が相次いでいます。」は、カクヨムで全29話を無料公開中です!
