
このシリーズでは、松山空港で進められている「機能拡充工事」の様子を定期的にお届けしています。今回は第2回目(2023年11月時点)のレポートです。
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松山空港の工事はどこまで進んだ?2023年11月の最新状況
今月のレポートでは、完成が見えてきた「国際線旅客ターミナルビル」を中心に、その最新状況をチェックしていきます!

こちらが工事が進む国際線ターミナルの様子です。まず、第1段階の増築エリアは外観だけ見るとほぼ完成形に近づいており、建物のボリューム感もしっかり見えてきました。
一方で、第2段階では現在の管制塔の位置までターミナルを広げる計画になっていますが、その前に管制塔の移設・解体が必要となるため、本格的な工事が進むのはもう少し先になりそうです。

建物1階部分には駐車場が整備されていました。先月訪れた際は、歩道や駐車場まわりにまだ重機が入り作業が続いていましたが、今回はそれらもなく、周辺エリアが一気に仕上がってきた印象です。建物本体だけでなく、外構も着実に完成へ近づいているようですね。

この、外側に張り出したスペースは、見た感じテナントが入りそうな造りになっていますね。現時点では詳細は不明ですが、完成後にはショップやサービス施設として活用される可能性もありそうです。

ここが既存ターミナルとの接続部分になりますが、仕上がりはとても自然で、実際に見てもまったく違和感がありませんでした。新旧がうまく馴染んでいます!

最後に、屋内の様子も少しだけチェックしてみました。増築エリアへ続く部分はまだシートで覆われており、中の様子は確認できませんでしたが、新しい国際線ターミナルの内部がどんな空間になるのか、ますます楽しみが膨らむ光景でした。

ふと出発案内板に目を向けると、就航したばかりの「松山-釜山線」と、今ではすっかりデイリー運航となったソウル線の文字が並んでいました。
一時期は搭乗率に苦戦していたソウル線が毎日運航になるなんて、そして中国・四国エリアでは初となる釜山への直行便まで登場するなんて…数年前には、きっと誰も想像していなかったですよね。
松山と海外を結ぶ便が増えていくのを見ると、これからもっと多くの国や地域とつながっていきそうで、なんだかワクワクしてきます!
今月の「松山空港 工事進捗状況」レポートは以上となります。
来月の更新も、ぜひお楽しみに!
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