
こちらは、再開発が進む「伊予鉄道 松山市駅」前の工事進捗状況をお伝えするシリーズの第18回目です。
前回の記事はこちら
松山市駅前 再開発はどこまで進んだ?2025年5月の最新状況
今月も移設工事が進む新しい路面電車駅とその周辺を中心に、2025年5月時点の状況を見てきました。

先月、ついに市駅側の工事用目隠しが撤去され、建設中の新しい路面電車駅と既存の松山市駅との位置関係や、完成後の雰囲気がより具体的にイメージできるようになりました。写真からもわかるように、これだけ近いと乗り換えが格段にスムーズになりそうです。

こちらは、駅前中央エリアの現在の様子です。この場所は、松山市駅から今後整備される駅前広場、そして駅北側へと繋がるメインストリートとなる予定です。

上の完成イメージ図を見ると、このメインストリートには象徴的な「大屋根」が設置される計画であることがわかります。この大屋根の下には「まつちかタウン」へと繋がるエスカレーターもあり、まさにメイン通り!「大屋根」の下と駅前広場は、待ち合わせ場所にも使えそうですね。

場所を少し移動して、こちらは花園通り方面にある「一般車・タクシー専用ロータリー」の様子です。片側だけですが、ついに路面電車の線路が繋がりました!

新・路面電車駅の方向へとカーブを描きながら伸びる真新しいレール。この線路の上を新しい電車が走る日もそう遠くはなさそうです。

「一般車・タクシー専用ロータリー」全体の整備も、目に見えて進んでいます。先月レポートしたロータリーに沿って設置された屋根に加え、今月は写真中央部分に背の高い「シンボル照明」が新たに設置されているのが確認できました。この照明は、夜間のロータリーを明るく照らすだけでなく、駅前の新たなランドマークとしての役割も期待されます。屋根と照明が揃い、より一層ロータリーらしい風格が漂ってきました。

駅全体の骨格が徐々に見えてきており、日々変化していく松山市駅前の姿から目が離せませんね。
今月の「松山市駅前再開発進捗状況」のレポートは以上となります。
来月の更新もお楽しみに!