
再開発が進む「JR松山駅」周辺の工事進捗をお伝えするシリーズ、今回は第20回目(2025年3月時点)のレポートです。今月も東西それぞれのエリアの状況を見ていきましょう。
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JR松山駅周辺 再開発はどこまで進んだ?2025年3月の最新状況
今月もJR松山駅周辺の再開発進捗状況を見ていきたいと思います!

まず最初に、松山駅東口から南に少し行った「サクラメント通り」付近の状況です。
この一画には以前、更地が広がっており、マンション建設予定の看板が立っていましたが、すでに本格的に着工し、工事が始まっていました。
■マンションの概要はこちらから

また、旧松山駅の駅舎を出てすぐにあった「駅前交番」は、すでに解体が完了しています。
路面電車の新しい走行ルートは、この更地になった場所の西側(写真左側)を北に向かって敷設される予定です。

さらに、これまで解体されずに残っていた「たべもの市場Sai」の建物も、ついに姿を消しました。

視界を遮っていた建物が無くなったことで、この場所に新たにできる道路のイメージが以前より掴みやすくなりました。

地上駅時代のレールも撤去が完了しており、次はいよいよ旧松山駅本体の解体作業が本格化すると見られます。

続いて、駅の中に入ってみましょう。
期間限定ショップとして営業していた南海放送の「愛媛主義」は、2025年3月30日(日)をもって閉店するようです。
次に入居するテナントが気になるところですが、この場所は中央改札の横に位置し、「観光案内所」や「待合室」へと繋がる通路のような区画です。そのため、「愛媛主義」のように今後も期間限定のポップアップストアなどが継続的に出店していく可能性が高いかもしれません。

最後に、松山駅西口側の様子も少し紹介します。
こちらでは主に道路工事が進められており、一部ではすでに舗装された区画が出現していました。

見た目には少しずつではありますが、多くの人の手と時間をかけて、完成に向けて着実に前進していることを感じさせられます。
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今月の「JR松山駅周辺再開発進捗状況」レポートは以上となります。
来月の更新も、ぜひお楽しみに!