
再開発が進む「JR松山駅」周辺の工事進捗をお伝えするシリーズ、今回は第18回目(2025年1月時点)のレポートです。今月も東西それぞれのエリアの状況を見ていきましょう。
■前回の記事はこちら
JR松山駅周辺 再開発はどこまで進んだ?2025年1月の最新状況
今月もJR松山駅周辺の再開発進捗状況を見ていきたいと思います!今回のレポートでは、駅前の変化を中心に最新情報をお届けします。

現在地は、旧松山駅の駅舎を出てすぐにある高速バスのりば前です。以前、この乗り場の横にあった「駅前交番」は、すでに解体されていました。

どうやらこれは移設のための解体だったようで、新しい駅前交番は、元の場所から北に約80メートル離れた場所で発見することができました。

新しい交番は、令和8年度(2026年度)完成予定の主要道路「松山駅北東西線」に面した場所へ移動したようです。

また、ホテルサンルート松山前の道路工事については、この時点では目立った大きな動きは見られませんでした。

ここからJR松山駅方面に向かって進んでみたいと思います

駅西口前を南北に走る市道の一部で、工事が始まっていることが確認できます。この市道も、令和8年度(2026年度)の完成が予定されています。

この市道からさらに西へ延び、松山環状線を結ぶ主要道路「松山駅西口南江戸線」については、これまで完成時期が2025年3月とされていましたが、どうやら用地買収に時間を要したため、延期となるようです。新しい完成目標は2026年3月とのことなので、ちょうど1年延期されることになります。
将来的な路面電車の延伸計画についても考慮が進んでおり、このエリアで整備される道路の中央分離帯には、将来的な延伸のためにスペースが確保される予定です。

現在は仮設で作られた西口ロータリーが、一般車の乗降やタクシーの利用場所として使われています。

この西口駅前広場の本格的な工事が、令和7年度(2025年度)からいよいよ始まります。新しい駅前広場が完成すれば、現在の仮設で少し寂しい光景ともお別れになります。

場所は変わって、こちらは旧松山駅舎内です。以前テナントが入っていたスペースを利用して、高架への切替え工事の様子などを記録した貴重な写真が展示されています。興味のある方は、ぜひ立ち寄って見てください。

今回は、駅前交番の移転や主要道路の工事、そして駅前広場の整備計画と、西口エリアを中心に動きが見られました。
■続きの記事はこちら
今月の「JR松山駅周辺再開発進捗状況」レポートは以上となります。
来月の更新も、ぜひお楽しみに!