このシリーズでは、松山市駅前の再開発工事の進捗状況を定期的にお届けしています。今月は、10月1日から運用が始まった「デジタルサイネージ時刻表」と、大屋根工事に伴う通行ルートの変更点を中心にレポートします。
▼前回の記事(2025年9月)はこちら
松山市駅前 再開発はどこまで進んだ?2025年10月の最新状況
それでは、さっそく現地の状況を見ていきたいと思います!
平日の昼間でも賑わう電車のりば
工事の進捗とは関係ありませんが、こちらは「電車のりば」にできていた行列の様子になります。

撮影に訪れたのは平日の昼間ですが、この時間でも利用者が結構多いことに驚きです。この後も2~3本の電車を見届けましたが、これと同じくらいの列がずっと続いていました!
電停が近づいて便利になったので、以前より利用者が増えているのでしょうか?
10月1日運用開始!「デジタルサイネージ時刻表」で利便性向上

こちらは、2025年10月1日から運用が始まった「デジタルサイネージ時刻表」です。
再開発による利便性向上の一環として導入されたもので、このデジタル時刻表には、直近3便の運行状況、時刻表、お知らせなどが大画面で表示されるようです。これまでよりも視認性が大幅に向上し、電車・バスの利用がスムーズになりそうですね!
大屋根工事に伴い、一部通路が「仮設通路」へ変更

松山市駅前広場の「大屋根」設置工事に伴い、一部で通行できない場所が発生しています。
上記画像のように、これまで駅前から「松山市駅前商店街」へ向かう際に通行していた道は「まつちかタウン」とを繋ぐエスカレーターまでしか通ることができなくなっています。

駅前から「松山市駅前商店街・千舟町通り・バス停北側」へ向かう際には、バスロータリー側に新設された仮設通路を通るようです。
大屋根の設置場所と旧電停跡地の様子

路面電車駅とバスロータリーに挟まれたこの場所には、松山市駅の新たな顔となる「大屋根」が設置される予定で、その基礎工事が進められています。

そして、以前のレポートでもお伝えしていた旧路面電車駅の跡地は、線路などがきれいに撤去され、きれいな更地になりました!

メインとなる交流広場の整備が始まるのは2026年2月頃ですが、歩道の石張舗装の工事は2025年11月から始まる予定です。来月にはさらに景色が変わっているかもしれませんね。
まとめと今後の展望
今月の「松山市駅前再開発進捗状況」レポートは以上となります。
10月は、新しいデジタルサイネージの運用開始や仮設通路への切り替えなど、利用者の利便性と動線に大きな変化が見られました。再開発は着実に進んでおり、新しい松山市駅の姿が少しずつ見えてきています。
来月の進捗報告では、「大屋根」の設置状況とあわせて、「歩道の石張舗装工事」の様子などをお届けしたいと思います。
来月の更新も、ぜひお楽しみに!
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