
再開発が進む「JR松山駅」周辺の工事進捗をお伝えするシリーズ、今回は第16回目(2024年11月時点)のレポートです。今月も東西それぞれのエリアの状況を見ていきましょう。
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JR松山駅周辺 再開発はどこまで進んだ?2024年11月の最新状況

今月もJR松山駅周辺の再開発進捗状況を見ていきたいと思います!現在のレポート地点は、松山駅西口の北側にある「こくみん共済ビル」裏側辺りです。

この場所は、写真奥(松山総合公園方面)に向かって路面電車が延伸する計画エリアです。前回5月に記事にしてから見に行っていないので、来月ぐらいに改めて様子を見てみようと思います。

こちらは平日14時頃の松山駅の様子です。大きなスーツケースを持った旅行者の方が多いなと感じました。
この光景は、地元住民の利用が中心である伊予鉄道の松山市駅ではあまり見かけないものです。改めて、JR松山駅が市外・県外からの利用者が多い駅であると認識できます。

駅高架下にできた商業施設「だんだん通り」も賑わいを見せており、一時はコンビニのレジ待ちが通路までできていたほどでした。
「だんだん通り」にオープンしたお店は、ほとんどが愛媛の名産やお土産を取り扱っています。駅利用者に市外・県外からの利用者が多いことを考えると、こうした品揃えはニーズに応えられていると言えるでしょう。
一方で、地元住民向けのテナントについては、これからできる「駅ビル」や周辺の商業施設に期待が集まります。

駅西口には、再開発完了までの仮設としてロータリーが作られています。しかし、現在のところ、このロータリーを利用している人やタクシーはほとんど見かけない様子でした。

駅の南改札側の商業エリアには飲食店が中心に出店していますが、ランチタイムを過ぎると一旦営業を終了する店舗が多いため、この時間帯の周辺の賑わいはほぼゼロになっているのが現状です。
この時間に食事をしたい方には、「だんだん通り」にある「えひめしや」がおすすめです。

西口周辺では、アパートが2棟とコインパーキングが新たにオープンしています。

少しずつですが、新しい施設もできています。

しかし、メイン通りとなる大きな道路がまだ完成していないため、エリア全体としては再開発がまだ何も進んでいないかのような印象を与えているのが現状です。

こちらは先月記事にした駅東側のマンション建設予定地です。今月見に行ってみると、現場に工事事務所らしきプレハブが設置されていました。これにより、そろそろ工事が本格的に始まりそうな気配が感じられます。
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今月の「JR松山駅周辺再開発進捗状況」レポートは以上となります。
来月の更新も、ぜひお楽しみに!