
再開発が進む「JR松山駅」周辺の工事進捗をお伝えするシリーズ、今回は第8回目(2024年4月時点)のレポートです。今月は、公開された「駅西口イメージ」や「今後の工事スケジュール」も取り上げています!
▼前回の記事(2024年3月)はこちら
JR松山駅周辺 再開発はどこまで進んだ?2024年4月の最新状況
松山駅 東口周辺
それでは、今月も東口周辺の様子から見ていきたいと思います!

現在地は、松山駅東口の南側に来ています。

以前まで自衛隊の「愛媛地方協力本部」があった場所では、建物の基礎の撤去工事が始まっていました。 現在の「愛媛地方協力本部」は、画像中央に見える建物に移転しています。

こちらは、新しく完成した地上12階建てのマンション「クレアホームズ franc松山駅前」ですが、そのすぐ横には「松山駅北東西線」という4車線道路と、路面電車の線路が2026年に完成予定です。
松山駅 西口周辺
続いて、松山駅西口の周辺を見ていきます!

現在地は、松山駅北側の高架下付近になります。

こちらでは、すでに高架下の側道が開通していました!







JR松山駅南側の側道も開通しています!
松山駅 西口デザイン案と整備スケジュール
周辺整備イメージ

松山市が公開した駅周辺の整備イメージです。この画像を見て疑問に思ったのが、駅の高架下を通るはずの路面電車の線路が描かれていないことです。計画は白紙になったのでしょうか?
この西口の整備イメージは、以下のようにまとめられています。
- 駅前広場のコンセプトは、「地域のミュージアムとなる駅まち空間」
- 市民や観光客の憩いのスペースとして、「媛すぎ」や「大島石」のベンチを配置するなど、愛媛にゆかりのある素材を使用
- バリアフリーにも対応したバスタ利用客向けの足湯なども整備
- 県産の樹木とベンチの集まりを配置した滞留空間
西口駅前広場

松山駅の西口デザイン案も初公開されました!デザインを設計したのは、建築家の「乾 久美子」さんです。

西口にも、タクシーなどが乗り入れるロータリーを整備し、歩行者の動線に沿うようにカーブを描いた屋根を採用するそうです。「西口駅前広場」は、2024年に詳細設計に入り、来年2025年に工事を開始する予定とのこと。
JR松山駅高架下ショップ
開業後の、JR松山駅の高架下に入るテナントが一部発表されました!地元のお店が中心に入られるようです。
今後の整備スケジュール

まとめ
公開された整備スケジュールによると、「バスタ」と「交流拠点整備」を除いて、あと2~3年で完成するようです。覚悟はしていましたが、「バスタ」と「交流拠点整備」にはもう少し時間がかかりそう。他にも「県取得予定地」や「西口駅前広場南側民地」にも何ができるのか気になるところです。
今月の「JR松山駅高架工事進捗状況」のレポートは以上となります。
来月の更新もお楽しみに!
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