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JR松山駅の再開発がスゴイ!四国初の「バスタ」導入も?高架化の完成イメージと全貌を徹底解説!【Vol.1】

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JR松山駅周辺が再開発工事で大きく変わる!

JR松山駅周辺再開発事業の将来イメージ
出典:第4回松山駅まち会議|松山市

愛媛県松山市の「陸の玄関口」である「JR松山駅」周辺が、再開発工事で大きく変わろうとしています!現在のJR松山駅は2面3線の地上ホームですが、再開発後は2面4線へホームが増強され、高架駅へと生まれ変わります。
これまでJR駅と離れていて乗り換えが不便だった路面電車の停留所も、駅が高架化された後には駅の真下をくぐって西口側へ延伸される計画になっており、利便性が格段に向上しそうです。

さらに、JR松山駅は全国主要都市へのバスの発着地ともなっています。この機能を強化し、災害時には避難施設としても活用できる交通結節点「バスタ」の導入が検討されているそうです。

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四国初なるか?注目の「バスタ」構想

バスタとは?

「バスタ」とは、国土交通省が推進する『バスタプロジェクト』のことです。
これは、単なるバスターミナルを指す言葉ではありません。鉄道、バス、タクシーなど、多様な交通モード(交通手段)がつながる「集約型」の公共交通ターミナルを、国や自治体、民間企業が連携(官民連携)して整備する、大きなプロジェクトみたいですね。

さらに、未来志向の取り組みとして、スマホなどで最適な交通手段を検索・予約できる「MaaS(マース)」やスマートシティとの連携、観光拠点としての機能強化、そして災害時には避難所や物資輸送拠点となる「防災拠点」としての機能強化なども推進されています。

全国のバスタプロジェクトと松山の位置づけ

バスタプロジェクトの展開
出典:第4回松山駅まち会議|松山市

現在、供用中のバスタは「バスタ新宿」の1ヵ所のみですが、事業中のバスタは神戸三宮駅、品川駅西口など6ヵ所で進められています。そしてJR松山駅は、四国では唯一「調査中」のカテゴリーに入れられています!
もし事業化が決定すれば、全国で8ヵ所目のバスタ建設地となる可能性があり、四国初の「バスタ」として大きな注目を集めそうですね。

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駅だけじゃない!高架化で周辺エリアも激変

今回の再開発は、駅舎だけでなく周辺エリアにも大きな影響があります。

高架区間と8ヵ所の踏切除去

JR松山駅高架区間
出典:JR松山駅付近連続立体交差事業|愛媛県

高架区間は全長約2.4kmに及び、これにより周辺8ヵ所の踏切が除去される計画です。 朝夕のラッシュ時に慢性的な渋滞を引き起こしていた踏切がなくなることで、周辺の交通アクセスは劇的に改善されることが期待されています!
また、城山公園(堀之内)にある「松山市民会館」を駅周辺に移転させる計画もあるようで、こちらも気になるところです。

駅西口の発展と道路整備

松山駅の周辺では、すでに民間の投資も始まっています。 特に、高架化後に路面電車が延伸される予定の駅西口「(都)松山駅西口南江戸線」沿いでは、新しいマンションの建設が始まるなど、今後の発展が楽しみなエリアです。
同じく「(都)本町宝塔寺線」や「(都)中之川通線」も道路の拡幅工事が行われており、完成すれば歩行者と自動車がより安全・快適に利用できるようになりますよ。

一足先に完了!車両基地・貨物駅は「南伊予駅」へ

JR松山駅車両基地・貨物駅
出典:JR松山駅付近連続立体交差事業|愛媛県

JR松山駅の西側にあった車両基地と貨物駅は、この再開発プロジェクトに先立ち、新設された「南伊予駅」に併設される形ですでに移転が完了しています。南伊予駅の周辺は住宅と田畑が広がるのどかな場所ですが、愛媛国体開催時に作られた高規格な「ホッケー場」の最寄り駅となっています。
また、貨物駅に繋がる新たなアクセス道路も開通しており、伊予インターと松山インターの両方に10分強でアクセス可能な好立地。物流拠点としての利便性も旧貨物駅より向上したのではないでしょうか。

▼Googleマップで「南伊予駅」の場所を確認する

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【JR松山駅高架化】シリーズとして今後も追跡します!

高架後のJR松山駅西口イメージ
出典:第4回松山駅まち会議|松山市

初回となるこの記事「Vol.1」では、現在発表されている資料や計画をもとに、JR松山駅周辺の再開発について簡単にご紹介しました。今後は【JR松山駅高架化】を一つのシリーズとして、毎月現場の状況をお届けできればと思っています。

次回の「Vol.2」からは、現場の写真を多めにして、工事の進捗状況をリアルにお届けしたいと思います!


初回の「JR松山駅高架工事進捗状況」のレポートは以上となります。
次回の更新もお楽しみに!


▼続きの記事(2023年10月)はこちら

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