【2025年9月末】伊予鉄「ICい~カード」のサービスが終了しました
松山市民に長年親しまれてきた伊予鉄グループの「ICい~カード」は、2025年9月30日(火)をもって、全てのサービスを終了しました。

これに伴い、お手元にあるICい~カードのチャージ残高は、手数料無料で払い戻しが行われます。
この記事では、ICい~カードの払い戻し方法や期間、取扱窓口、注意点などを分かりやすくまとめました。まだ手続きがお済みでない方は、ぜひ参考にしてください。
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なぜ廃止?今後は全国交通系ICカードへ完全移行

今回のサービス終了は、利用者の利便性向上を目的とし、伊予鉄グループの交通機関で「ICOCA(イコカ)」や「Suica(スイカ)」といった全国相互利用可能な交通系ICカードへサービスを移行するためです。
2025年3月には対応エリアが郊外電車や路線バスにも拡大しており、日常的に伊予鉄を利用する方の多くは、すでに新しいカードへの切り替えを終えているかと思います。
今後は、お手持ちの全国交通系ICカード1枚で、松山の電車やバスだけでなく、全国の交通機関や対応店舗で利用できるようになります。
ICい~カード払い戻しの要点まとめ

まずは、払い戻しに関する重要なポイントをまとめました。
払い戻し開始日: 2025年10月1日(水)から
払い戻し手数料: 無料
主な払い戻し場所: いよてつチケットセンター、松山市駅などの指定窓口(全34ヶ所)
必要なもの:
- 払い戻しをしたいICい~カード
- (記名式カードの場合)本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
払い戻しの詳細ガイド【期間・場所・注意点】
ここからは、払い戻しの具体的な方法について詳しく解説します。
払い戻し期間
払い戻しは、2025年10月1日(水)から開始されます。 終了期間については現時点で公式な発表がありませんが、長期間経過すると手続きができなくなる可能性もありますので、お早めに済ませることをおすすめします。
払い戻しができる取扱窓口

払い戻しは、「いよてつチケットセンター」や「松山市駅」など、伊予鉄グループが指定する全34ヶ所の窓口で対応しています。
ただし、お持ちのカードの種類(無記名式、記名式、定期券など)によっては、一部の窓口では対応できない場合があります。訪問する前に、必ず公式サイトで最寄りの対応窓口をご確認ください。
▼公式サイトで対応窓口を確認する
払い戻しの際の注意点
払い戻し手続きを行う前に、以下の点にご注意ください。
- 記名式カードは本人確認が必要
「記名式ICい~カード」の払い戻しには、本人確認書類(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード等)の提示が必要です。 - 定期券の払い戻しは手数料が発生
チャージ残高の払い戻しは手数料無料ですが、有効期間が残っている定期券の払い戻しには、別途所定の手数料が発生します。 - チャージや利用はすでに終了
2025年9月30日をもって、ICい~カードへのチャージ、および電車・バス等での利用は一切できなくなっています。
サービス終了に関するスケジュール(参考)
ICい~カードのサービスは、以下のスケジュールで段階的に終了しました。
項目 | 終了日 |
---|---|
カード発売・更新 | 2025年3月17日(月) |
現金チャージ | 2025年4月30日(水) |
オートチャージ・全サービス | 2025年9月30日(火) |
払い戻し開始 | 2025年10月1日(水) |
まとめ:ICい~カードの残高は忘れずに払い戻しを!
最後に、本記事の要点をまとめます。
- ICい~カードは2025年9月30日で全サービス終了。
- 残高の払い戻しは2025年10月1日から手数料無料で開始。
- 払い戻し場所は、いよてつチケットセンターなど指定の34窓口。
- 記名式カードの払い戻しには本人確認書類が必要。
- 今後はSuicaやICOCAなど全国交通系ICカードが利用可能。
長年利用してきたICい~カード、タンスの肥やしにしてしまう前に、忘れずに払い戻し手続きを済ませてくださいね。