再開発が進められているJR松山駅の工事進捗状況をお伝えするシリーズの(#10)です!
前回の記事はこちら↓↓
ようやく車両基地の跡地整備に進展があり、ようやく「基本計画」の策定をする共同企業体と業務委託契約を締結するとのことです。やっと業者が決まったそうですが、これによって今後作る施設を「劇場型ホール」にするのか「アリーナ」にするのか決まる見通しです
それでは今月も、松山駅東口周辺と西口周辺の様子を撮影してきたのでご覧ください!
工事の進捗状況
松山駅 東口周辺
今月は久しぶりに松山駅東口周辺の様子も撮影してきました!
ここは「自衛隊愛媛地方協力本部」がある辺りから、愛媛県取得予定地を見た景色になります。西口の松山市取得予定地の方は議論が始まっていますが、こちらの県取得予定地には何ができるんでしょうかね??
現在は駐車場として運用されているようです。平日でしたが結構人気のある駐車場でした
現在の地上駅撤去後に駅ビルができたら、この視線の先が駅ビル正面になりそうです
偶然にもJR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」が停まっていました!
松山駅 西口周辺
「松山駅北東西線」の様子。こちらの通りも少しずつ変わってきていて、新しいマンションも駅前にできています
視線を少し右にずらして駅方面の様子。こくみん共済のビルが建て替えられて以降、目立った動きはありません
こうして見るとかなり大きい(長い)!
コンコース入口に「JR松山駅」の文字が見えていました!
駅名の文字が入っただけでも駅っぽさが増していましたね
松山駅の高架下に入るショップについてはこちらの記事をどうぞ
まとめ
車両基地の跡地整備に進展!
今月は車両基地の跡地に整備する施設について、少し進展がありましたね!
報道では、作る施設の機能や規模を決める「基本計画」の策定について、東京に本社を置く共同企業体と業務委託契約を締結するとのことです
新しい施設は「情報文化交流拠点」がテーマで、今後は市が想定している2,000席程度の劇場型ホールや、要望のあった5,000人規模のアリーナなどを検討していく流れとなります!
劇場型ホールとアリーナどっち?
駅前に建てるべきなのは、劇場型ホールとアリーナどちらが望ましいのでしょうか?
収容人数が2倍以上違うとそこを利用するアーティストや団体も変わってくるので、慎重に決める必要がありそうです
それを考えるためにも、松山市の「主要なコンサート会場」を一覧にしてみました。ここに記載した施設以外にもまだありますが、ライブ・コンサート・発表会などの利用でよく聞く施設をピックアップしています
会場 | 収容人数 |
---|---|
愛媛県武道館 主道場 | 6,532席 |
愛媛県県民文化会館 メインホール | 2,725席 |
松山市民会館 大ホール | 1,845人 |
松山市総合コミュニティセンター 文化ホール | 988席 |
愛媛県県民文化会館 サブホール | 912席 |
松山市民会館 中ホール | 605人 |
松山市北条市民会館 大ホール | 547席 |
愛媛県生涯学習センター 県民小劇場 | 505席 |
松山WstudioRED | 450人 |
松山SALONKITTY | 400人 |
松山市民会館 小ホール | 200人 |
城山公園にある松山市民会館が老朽化しており建て替えが必須なことを考慮すると、市が想定している2,000席程度の劇場型ホール案の可能性は高そうですね
全国の事例も調べてみても、ライブをするアーティスト・お笑いイベントなどの地方興行・吹奏楽の大会を開催する学校団体にとっても、2,000席程度を望む意見が多かったように思います
それらを考えると、松山市内に需要のある2,000席規模のホールを無くすことは避けたほうが良い気がします
ただし、アリーナにした場合のバスケットボールB2リーグに所属している「愛媛オレンジバイキングス」の集客・経済波及効果なども無視はできないので、単純に収容人数だけで決められるものでもなさそうです!
【追記】松山市は「JR松山駅」に隣接する市取得予定地に「プロスポーツ」や「コンサート」の開催などができる5,000席程度のアリーナを整備する方針を示しました!