再開発が進む「JR松山駅」周辺の工事進捗をお伝えするシリーズ、今回は第17回目（2024年12月時点）のレポートです。今月も東西それぞれのエリアの状況を見ていきましょう。
▼前回の記事（2024年11月）はこちら
JR松山駅周辺 再開発はどこまで進んだ？2024年12月の最新状況
今月もJR松山駅周辺の再開発進捗状況を見ていきたいと思います！今回のレポートは、2024年最後の進捗報告となります。
現在地は松山駅西口側、路面電車延伸が計画されているエリアを向いています。
久しぶりにこの辺りを確認したところ、区画内の建物の解体はほぼ完了しているようでした。解体後は「松山駅西口南江戸線」の整備が進められることになりますが、県の資料によると、この道路の施行期間は2025年の3月31日までとなっています。
都市計画道路松山駅西口南江戸線｜愛媛県
松山駅周辺では複数の道路整備が行われていますが、この路線は、その中でも比較的早めに完成、あるいは一定の区切りを迎えるプロジェクトのようですね。
交通量の多い松山環状線から松山駅へと繋がるこの大きな道が完成すれば、この辺りにも新たなマンションや店舗などが建設され、風景が一変しそうです。
旧松山駅の駅舎やレールの撤去作業については、2025年度内（2026年3月末まで）に完了する見込みとのこと。なので、来年2025年の進捗報告記事は、「旧駅舎の解体状況」と「道路工事の進捗」が主なテーマになりそうです。
旧車両基地跡地など、広大な更地が広がっている西口には、「アリーナ」の建設が検討されています。それに伴い先日、市民参加のワークショップが開催され、車両基地跡地につくる「新たな施設」について話し合いが行われたそうです。
松山駅周辺地区車両基地跡地「みんなで考える新たな施設」ワークショップ｜松山市
このワークショップは、2025年4月までにあと3回開催される予定とのことです。
今進んでいる道路工事ですが、来年1年間はまだ工事中の景色が続きそうです。 見た感じでは、あと数ヶ月でアスファルト舗装まで完了しそうにも見えるのですが、全体の完成予定は2026年度とされていますので、もうしばらくはこの状態が続きますね。
さて、2024年にお届けする「JR松山駅周辺再開発進捗状況」レポートも、今回で最後となりました。 松山駅の高架工事が完了した後は、どうしても更地の写真が中心になっていましたが、これからの発展に期待したいところですね。
今月の「JR松山駅周辺再開発進捗状況」レポートは以上となります。
来月の更新も、ぜひお楽しみに！
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